ご無沙汰しております。大気圏と申します。

先日、遊戯王の公式Twitterにて、マスターデュエルのランクマッチSeason4でプラチナTier1に到達した、カードゲームインストラクター作成の天気デッキが紹介されていました。

220411_天気デッキTier1
デッキレシピはこちら


4月4日からマスターデュエルでも実装された、[守護天霊ロガエス]を採用した天気デッキになっていて、[スキルドレイン]や[マクロコスモス]を採用せずにプラチナ帯で戦えているのはすごいなと思いました。



デッキの内容について雑に分析をさせていただくと、ロガエスはもちろん、壊獣や霊使いを採用している点からも、後攻での捲り性能に重きを置いたデッキなのかなと感じました。
マクロコスモスではなく[次元の裂け目]を採用しているのも、ターメルのコストとして、すぐに貼り換えできる点を重視していることがうかがえます。

圧倒的先攻ゲーと言われる遊戯王にて、天気デッキも先攻向きの構築が良く見られる昨今ですが、シングル戦ならば、後攻に特化してしまおうという考えは持っておくべきなのかもしれません。

エクストラについても触れると、[清冽の水霊使いエリア]が不採用で、[トロイメア・ユニコーン]を複数枚入れている点からも、環境をしっかり観ているなというのがわかります。
誘発娘含め、水属性は現環境ではあまり見ませんからね。
ただ、[鎖龍蛇-スカルデット]を採用しているのは良くわかりません。「天気」デッキで活躍する場面があまり思い浮かばないのですが、事情がわかる方はぜひコメントでお教えください。



さて、そんなインストラクターのデッキレシピですが、差し出がましくも、他の採用候補についても記しておこうと思います。
より後攻に振り切るなら、[アクセスコード・トーカー]を出しやすくする、[エフェクト・ヴェーラー]と[神聖魔皇后セレーネ]を採用しても良いのかなと思いました。
しかし、ドロソが[強欲で金満な壺]である以上、コンボパーツは採用しづらいですね。
I:Pマスカレーナ]も、同様の理由で不採用になったのかもしれません。マスカレーナはどちらかというと、先攻展開向きのカードですし。
後攻特化なら、[ダイナレスラー・パンクラトプス]や[禁じられた一滴]も入れたくなってしまいますが、パンクラはどうやったって1枚しか除去できないので、捲り性能には限度がありますし、
一滴も、制圧盤面を切り返す一手としては強力ですが、無効にしたモンスター達を除去できるほどの打点と展開力を、「天気」デッキが持ち合わせていないことを考えると不採用なのも理解できます。


いやはや、天気デッキは考察のし甲斐がありますね。
皆さんはどうお考えでしょうか。コメントいただけますと幸いです。